クリスマスローズは無茎種の原種を交雑させた園芸種のことを言います。ほとんどは常緑ですが、落葉するものもある多年草です。今回は、クリスマスローズを鉢植えで育てる方法や植え替え方法について書きます。
クリスマスローズの育て方【鉢植え】
地植えで育てることもできますが、鉢植えでも育ち、比較的強い植物なので育てやすいです。冬場の花のない時期に重宝します。
日当たり
基本的には半日陰がよいです。夏の直射日光で葉が黒く焼ける(葉焼け)こともありますので、鉢植えの場合は管理する場所を半日陰にしましょう。
水やり
基本的には、土が乾いたら、たっぷり水やりをします。夏場はやや乾燥気味にするため、水やりのしすぎに注意します。
クリスマスローズ植え替え方法
株が鉢の中で大きくなりすぎると根詰まりを起こし、成長に影響するので、できたら年に1度植え替えをするのがおすすめです。植え替え時期は、11月から1月あたりを目安に行います。
植え替え方法
クリスマスローズを植え替えるための、ひとつかふた回り大きめの鉢を用意します。(鉢は大きすぎても良くない)鉢のふちをスコップなどで差し込み隙間を作ると鉢から出しやすいです。
根を洗う
クリスマスローズの根っこを水で洗います。これは、根腐れや根詰まりを解消するために行います。古い根も切り落とし、水や肥料を吸いやすい状態にします。
土を入れる
クリスマスローズ専用の土が売られているので、そちらを使います。水はけのよい土に配合されているので初めは専用の土を使うのがおすすめです。
(自宅で配合する場合は、赤玉土小粒4、軽石小粒3、腐葉土3を目安に。)
鉢底から1/3ほど土を入れて、クリスマスローズの株を鉢の中心に置きます。株を支えながら、土を鉢のふちより、2,3cm下までいれます。
水やり
土を入れたら、水やりをします。鉢の底から水が出てくるくらいたっぷりとやります。その後は土の表面が乾いたら水やりをします。
(植え替え後の水やりは前述を参考に)
クリスマスローズの肥料
10,12,2月に緩効性肥料を。また、10月から4月まで液体肥料を与えます。
まとめ
クリスマスローズは種類が多く、いろんな花の色や形を楽しむことができます。多年草なので、手入れができていたら毎年花を咲かせてくれるのでこまめに管理していきましょう。
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