日本や台湾、中国が原産の落葉性低木です。オオデマリと名前が似ていますが、花の様子が全然違います。今回はヤブデマリの育て方について書いていきます。
ヤブデマリの育て方
ヤブデマリは、日本に自生する木です。山の中では、沢辺や林道のふちといった、湿り気のある場所に生えています。
日当たり
日当たりが良い場所や半日陰でも育ちます。
極端に乾燥する場所で育てるのは避けましょう。
水やり
地植えの場合は、植え付け後はしばらく水やりをします。根が張ったら、水やりの頻度は自然な雨で十分です。夏場や雨が少なく乾いている時は、水やりをします。土の状態を見ながら水やりをしましょう。
肥料
特に肥料がなくても育ちますが、与える場合は花の後や、落葉する時期に緩効性の肥料を使いましょう。
植え付け時期
植え付け時期は、秋から春前に行います。
植え替え
庭木として使われることが多いですが、鉢植えの場合は、鉢が小さくなってきたら一回り大きいものに植え替えましょう。
剪定
自然樹形で整うので特に必要としませんが、不用な枝(枯れ枝や古い枝)を切る程度にとどめます。剪定する時期は、花後すぐに行います。剪定が遅れると花芽まで切ってしまい、翌年の花が咲きません。
まとめ
ヤブデマリは育てやすい庭木で、ヤマアジサイに似た花や秋になると果実も楽しめます。花を楽しむためにも剪定時期には気を付けて育てていきましょう。
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